リサイクルの「種類」
「リサイクル」といっても種類があります。はい、自分も知りませんでした・・・。
そんなわけで改めて調べてみました。
大きく3つのリサイクルほうがあるようですね。
・マテリアルリサイクル
・ケミカルリサイクル
・サーマルリサイクル
まずマテリアルリサイクルですが、これは回収した廃プラスチックをそのプラスチックのまま新しいものに作り変えるリサイクルです。
主に汚れがなく綺麗でリサイクルできる状態のものを集めて圧縮保管します。
圧縮されたものは事業者が回収して再度商品化します。フレーク状に砕くなどして再度ペットボトルとして活用したり食品用トレイや衣類、そのほかボトルや容器などにリサイクルされます。
次にケミカルリサイクルですが、これは廃プラスチックに化学反応を与えて組成を変えてリサイクルします。
具体的には油化(油に戻す)、高炉原料化(還元剤として再利用)、コークス炉化学原料化(発電や高炉に利用)、ガス化(炭化水素・一酸化炭素・水素)の4つに分けられます。
4つの詳細については割愛しますが、ざっくり「燃料として使われる」ことがほとんどと言っていいでしょう。
3つ目のサーマルリサイクルですが、これは焼却した際に発生する熱エネルギーを利用するというものです。
こちらは火格子焼却炉(排ガスを再利用)、流動床焼却炉(壺型)、ガス化溶融炉(熱・炭化物を再利用)の3つで行われているようです。
ざっくりまとめると、、、、
・マテリアルリサイクルは出たゴミを製品の原料として再利用すること
・ケミカルリサイクルはゴミを化学的にリサイクルして製品原料や化学原料として再生すること
・サーマルリサイクルはゴミを燃やす際に発生する熱エネルギーを再利用すること
ということですね!
今回はあくまでリサイクルの「種類」を書きました。
知ったところで・・・と思うかもしれませんが私たちにもできることはあります。
それは「ゴミの分別」です。ゴミの分別がしっかりされていれば処理施設ではスムーズに処理を行うことができます。
ゴミの出し方だけでも私たち一人一人が意識すればより良い循環を生み出すことができると思うんです。
私自身はもちろん、環境に少しでも関心のある方、この記事をみてくださった方の意識が少しでも変わっていただければ幸いです!
ツイッターでも情報発信していますのでよろしければ是非